Der 1.000.000 Male gelebte und gelachte Kater
Es war einmal ein Kater, der 1.000.000 Jahre lange nicht gestorben ist.
Es war so, dass er 1.000.000 Male starb und 1.000.000 Male weiterlebte.
1.000,000 Menschen liebten den Kater und 1.000.000 Menschen weinten als der Kater starb.
Der Kater selbst weinte aber kein eiziges Mal.
Der Kater lebte also nicht nur 1.000.000 Male, aber lachte auch 1.000.000 Male.
100万回生きたねこ
100万年しなない猫がいました。
100万回死んで、100万回生きたのです。
100万人の人がそのねこをかわいがり、100万人の人がその猫が死んだとき泣きましたねこは一回も泣きませんでした。
そのねこは100万回生きただけでなく、100万回笑った。
ドイツ語辞書が使えるように
[わすれられないおくりもの]
ねこは百万回”笑った”というのは付けたしです。
日本語の原文には存在しない文です。
死んだ、泣かなかった、と否定的な、ちょっと暗い響きが各ページに漂っているかのような雰囲気を”勝手ながら”軽くしたかったのです、はい。
百万回笑っている、笑ったネコがいてもよいでしょう。ちょっと気味が悪いかな
かな。
笑うねこ、昔、どこかで聞いたような文句ですね、そういえば。
* *
「ドイツ語翻訳版があるのですか?」という問い合わせが来るかもしれませんので(笑)、先回りしてお断りしておきますが、わたしの知る限りにおいては、「それはない」と思います。
ある! ということでしたら教えてください。英語翻訳版はあるようですね、わたし自身は手に取って読んだことがありませんが。
日本の有名な現代童話,「百万回生きたねこ」佐野 洋子ですが、一ページ目を自家翻訳してみたものです。いかがなものでしょうか?(笑)
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